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※2026年10月28日時点の情報です。出典は記事の最後にまとめています。
初めてのクレジットカードに楽天カードを作ろうか迷っていませんか。「年会費無料でポイントが貯まる」とよく聞きます。ただ、一人暮らしの支出に当てはめると、得になる人とそうでもない人に分かれます。この記事では、固定費の実際のポイントと、楽天市場の買い物額別の差を計算して、作るべきかを判断できるようにします。
この記事の結論
- 一人暮らしで楽天市場を月1万円使う人は、楽天カードにするとほかの1%カードより年1,200ポイントほど多くもらえる
- 電気・ガス・水道は0.2%、スマホ代は0.5%に下がる。固定費1.5万円をカード払いにしても月52ポイントほど
- 作ったら「自動リボを登録しない」「引き落としを楽天銀行にする」の2つは最初にやっておく
楽天カードのメリット・デメリットを一覧で
強みは「年会費0円・基本1%・楽天市場でポイント3倍」の3つです。弱みは、固定費の一部でポイントが下がることと、もらえるポイントの一部が期間限定なことです。
| 項目 | 内容 | 一人暮らしへの影響 |
|---|---|---|
| 年会費 | 永年無料 | 使わない月があっても損はない |
| 基本の還元率 | 100円につき1ポイント(1%) | 楽天以外のお店でも1% |
| 楽天市場 | 楽天カード払いで合計3倍(SPU) | 楽天市場で買う人ほど得 |
| 固定費 | 電気・ガス・水道は0.2%、スマホ代は0.5%(一覧に載っている会社) | 思ったほど貯まらない |
| 期間限定ポイント | 楽天市場の上乗せ分(特典分)は期限つき | 使い忘れると消える |
| ETCカード | 年550円(楽天の会員ランクがダイヤモンド・プラチナなら無料) | 車がなければ作らなくていい |
| メール | 楽天からのお知らせメールが多め | 配信設定で減らせる |
SPU(スーパーポイントアップ)は、楽天のサービスを使うほど楽天市場のポイント倍率が上がる仕組みです。楽天カード払いだと、楽天市場の通常の1倍に、カードの通常分1倍と特典分1倍が上乗せされて3倍になります。特典分は月1,000ポイントが上限ですが、月10万円近く買わない限り届きません。SPU全体の上げ方は楽天SPU攻略の記事にまとめています。
【独自】一人暮らしの固定費を楽天カードで払うと月いくら?
固定費1.5万円を楽天カード払いにしても、もらえるのは月52ポイントほどです。全部1%なら150ポイントなので、3分の1くらいにとどまります。
楽天カードでは、電気・ガス・水道は「500円につき1ポイント」(0.2%)です。スマホ代は「200円につき1ポイント」(0.5%)と決まっています。「固定費をカードにまとめればたくさん貯まる」と思って作ると、ここで期待とずれます。
| 固定費 | モデルの月額 | 還元率 | 月のポイント |
|---|---|---|---|
| 電気 | 6,000円 | 0.2% | 12pt |
| ガス | 3,000円 | 0.2% | 6pt |
| 水道(月あたり) | 2,000円 | 0.2% | 4pt |
| スマホ(格安SIM) | 2,000円 | 0.5% | 10pt |
| サブスク(国内の動画サービスなど) | 2,000円 | 1% | 20pt |
| 合計 | 15,000円 | - | 52pt(年624pt) |
モデルケース:20代・一人暮らし・冬場の光熱費。ポイントは料金ごとに計算した概算です。
とはいえ、口座振替や現金払いならポイントは0です。少なくても払い忘れがなくなり、毎月の支出が明細1か所にまとまるので、固定費をカードに集める意味はあります。「ポイントのため」ではなく「家計を見える化するため」と考えるとちょうどいいです。
なお、0.2%・0.5%になるのは楽天カードの一覧に載っている事業者だけです。一覧にない電力会社などは通常の1%になります。自分の契約先は、出典の「還元率が異なるご利用先」のページで確かめられます。
確かめたこと:楽天カードの「カード利用獲得ポイントの還元率が異なるご利用先」(2026年10月28日確認)を見ました。スマホ代が0.5%になる会社には、ドコモ・au・ソフトバンクのほか格安SIMも入っています。povo・LINEMO・UQ mobile・ワイモバイル・IIJmio・mineo・日本通信SIMなどです。大手から格安SIMに乗り換えても、楽天カード払いの還元率は0.5%のままです。また、海外事業者のネット決済の一部も0.5%でした。Spotify・Google(アプリ内課金を含む)・Uber Eatsなどで、VisaとMastercardが対象です。サブスクやデリバリーを楽天カードで払っている人は、自分の利用先が一覧にあるか見ておくと計算がずれません。
【独自】楽天市場の買い物額別|ほかの1%カードとの差は年いくら?
楽天カードならではの得は、楽天市場で買ったときの上乗せです。ほかの年会費無料・1%のカードで楽天市場を払った場合と比べると、差は買い物額の1%分。楽天市場で月1万円なら年1,200ポイントです。
| 楽天市場の月の買い物 | カード以外(1倍) | ほかの1%カード(2%) | 楽天カード(3倍) | ほかの1%カードとの差(年) |
|---|---|---|---|---|
| 0円 | 0pt | 0pt | 0pt | 0pt |
| 5,000円 | 50pt | 100pt | 150pt | 600pt |
| 1万円 | 100pt | 200pt | 300pt | 1,200pt |
| 2万円 | 200pt | 400pt | 600pt | 2,400pt |
| 3万円 | 300pt | 600pt | 900pt | 3,600pt |
楽天市場の1倍+カードのポイントで計算。楽天カードの特典分は税・送料を除いた金額が対象なので、実際はやや少なくなります。ほかのカードは還元率1%と仮定。
つまり、楽天市場をほとんど使わない人にとっては、楽天カードは「年会費無料の1%カードの1つ」にすぎません。逆に、日用品や食品を楽天市場でまとめ買いする人ほど差が開きます。

モデルケースで1か月のポイントを並べると、次のようになります。
楽天カードで1か月にもらえるポイントの内訳(モデルケース)
楽天市場で1万円(3倍)
楽天以外の買い物で3万円(1%)
固定費で1.5万円(0.2〜1%)
前提:20代・一人暮らしのモデルケース。合計は月652pt、年7,824pt。
楽天市場の1万円が、楽天以外での3万円と同じだけのポイントを生んでいます。楽天カードの価値は、ほぼ楽天市場で決まると考えていいです。
【独自】作ったらすぐやる4つの設定
カードが届いたら、使い始める前に次の4つを済ませておくと失敗しにくいです。特に1つ目は、初めてのカードで一番気をつけたいところです。
- 自動リボを登録しない:「自動でリボ払い」を登録すると、1回払いで買った分が自動でリボ払いになります。楽天カードのリボ手数料は年17.64%です。申込やアプリの画面で勧められても登録せず、楽天e-NAVIで登録されていないかを一度確かめておきましょう。
- 引き落とし口座を楽天銀行にする:楽天カードの支払いを楽天銀行から引き落とすと、楽天市場のポイントが+0.3倍になります。給与の受け取りも楽天銀行にすると、さらに+0.2倍です。月1万円の買い物なら+0.3倍で月30ポイントです。
- メールの配信を減らす:楽天からのお知らせメールは多めです。必要な利用通知だけ残し、広告メールは配信停止にしておくと、大事な連絡を見落としにくくなります。
- 固定費は1つずつ付け替える:スマホ代やサブスクなど、ネットで支払い方法を変えられるものから順に変えます。一度に全部変えると、どれが変わったか分からなくなりがちです。

新規入会の特典は、2026年10月28日時点の公式サイトで「入会と3回以上の利用で合計5,000ポイント」でした。楽天e-NAVIへの登録と口座振替の設定が条件に入っているので、上の2つ目と一緒に済ませておくと取りこぼしません。特典の内容は時期によって変わるため、申込前に公式サイトで確認してください。
【判断基準】楽天市場で月5千円以上買うなら1枚目は楽天カードでいい
判断の分かれ目は、楽天市場での月の買い物額です。一人暮らしの状況別にまとめると、次のとおりです。
- 楽天市場をほとんど使わない人:楽天カードにこだわらなくていいです。普段よく使うお店やコンビニで還元率が上がるカードのほうが、ポイントは増えやすくなります。
- 楽天市場で月5千円〜1万円の人:ほかの1%カードとの差は年600〜1,200ポイント。年会費0円で失うものがないので、1枚目にちょうどいいです。
- 楽天市場で月1万円以上の人:楽天カードを作り、楽天銀行の引き落としもセットにすると差がさらに開きます。上乗せ分は期間限定ポイントになるので、期間限定ポイントの使い道も決めておきましょう。
- 車を持っている人:ETCカードは年550円かかる場合があります。会員ランクで無料になるかを申込前に確認しておくと安心です。
固定費のポイントは、カード選びを左右するほどの額ではありません。モデルケースの月52ポイントなら年624ポイントです。迷ったら「楽天市場でいくら買っているか」だけで決めて大丈夫です。
カードの申込や買い物でポイントを上乗せできるポイントサイトの仕組みは、ポイントサイトおすすめの記事で解説しています。
まとめ
楽天カードは年会費0円・基本1%で、楽天市場では3倍になります。一方、一人暮らしの固定費では電気・ガス・水道が0.2%、スマホ代が0.5%に下がるので、固定費だけでは月52ポイントほどです。楽天市場で月5千円以上買うなら1枚目に向いていて、月1万円ならほかの1%カードより年1,200ポイント多くなります。作ったら自動リボを登録せず、引き落としを楽天銀行にするところから始めましょう。ポイ活全体でいくら得するかはポイ活は意味ない?の記事で試算しています。
出典・参考
- 楽天カード 公式サイト(年会費・還元率・新規入会特典)(2026年10月28日時点)
- 楽天カード「カード利用獲得ポイントの還元率が異なるご利用先」(2026年10月28日時点)
- 楽天市場「SPU(スーパーポイントアップ)」(2026年10月28日時点)
- 楽天カード「楽天ETCカードとは」(2026年10月28日時点)
- 楽天カード「自動でリボ払い」(2026年10月28日時点)
※本記事の情報は2026年10月28日時点のものです。制度・キャンペーン内容は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。ポイントの計算はモデルケースによる概算で、実際の獲得ポイントを保証するものではありません。
