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「楽天のSPUって最大18.5倍らしいけど、全部そろえるのは無理…」と感じている人は多いと思います。実は、20代の一人暮らしくらいの買い物額なら、全部を目指す必要はありません。この記事では、月の買い物額別にもらえるポイントを試算します。あわせて、お金を増やさずにそろう組み合わせと、楽天モバイルに乗り換えるべきかの判断方法をまとめます。
この記事の結論
- SPUは楽天市場での買い物にポイントを上乗せするしくみで、2026年10月時点で最大18.5倍です
- 楽天カード・楽天銀行・楽天証券・ファミマの4つは、追加の費用なしで「4.5倍」までそろえられます
- 月2万円の買い物なら、4.5倍で月900ポイント。何もしない1倍より年8,400ポイント多くなります
- 楽天モバイルの+4倍は「今のスマホ代との差額÷0.04」より多く楽天市場で買う人なら元が取れる目安です
SPUとは?2026年10月時点の主な条件
SPU(スーパーポイントアッププログラム)は、楽天のサービスを使うほど、楽天市場での買い物のポイント倍率が上がるしくみです。楽天会員なら誰でも基本の1倍がつき、条件を満たしたサービスの分だけ上乗せされます。
| サービス | 上乗せ | 主な条件 | 追加費用 |
|---|---|---|---|
| 楽天カード | +2倍 | 楽天市場で楽天カード払い | 年会費無料 |
| 楽天銀行 | 最大+0.5倍 | カード代金の引き落とし(+0.3倍)と給与の受け取り(+0.2倍) | なし |
| 楽天証券 | 最大+1倍 | ポイントを使って投資信託・米国株をそれぞれ月3万円以上 | なし(投資額は必要) |
| ファミリーマート | +0.5倍 | 楽天ポイントカード提示で月3,000円以上 | なし |
| 楽天モバイル | +4倍 | Rakuten最強プランなどの契約(エントリー必要) | 月1,078円〜 |
ほかにも楽天トラベル・楽天ブックスなど、月1回の利用などで+0.5〜1倍になるサービスがあります。注意点は2つです。1つ目は、多くの倍率が消費税を含まない金額で計算されること。2つ目は、上乗せ分の多くが「期間限定ポイント」で、付与の翌月末に期限が切れることです。使い道は楽天ポイントの使い道おすすめ5選にまとめています。
【試算】買い物額別|SPUで月いくら・年いくらもらえる?
結論から言うと、月2万円の買い物なら、追加費用0円の4.5倍で月900ポイント、年1万800ポイントです。倍率をいくつにするかで、次のように変わります(税抜の買い物額×倍率で概算)。
| 月の楽天市場の買い物 | 1倍(会員だけ) | 3倍(楽天カード) | 4.5倍(0円セット) | 8.5倍(+楽天モバイル) |
|---|---|---|---|---|
| 1万円 | 100pt | 300pt | 450pt | 850pt |
| 2万円 | 200pt | 600pt | 900pt | 1,700pt |
| 3万円 | 300pt | 900pt | 1,350pt | 2,550pt |
| 5万円 | 500pt | 1,500pt | 2,250pt | 4,250pt |
| (2万円の年間) | 2,400pt | 7,200pt | 10,800pt | 20,400pt |
表を見るとわかるとおり、いちばん効くのは楽天カードの+2倍です。1倍から3倍にするだけで、月2万円なら月400ポイント増えます。
一方で、+0.5倍のサービスは、月2万円の買い物だと月100ポイントです。条件を満たすために普段買わない物を買うと、ポイント以上にお金が出ていきます。
「月間上限」も、20代の買い物額ならほぼ気にしなくて大丈夫です。楽天カードの特典分(+2倍のうち1倍分)は月1,000ポイント(買い物10万円分)、楽天モバイルは月2,000ポイント(5万円分)が上限です。月5万円以下の買い物なら、どちらにも届きません。上限を避けるために買い物を分ける必要はありません。
【手順】追加費用0円でそろう4.5倍セットと設定順
新しくお金を使わず、今のお金の流れを楽天に付け替えるだけでそろうのが、次の4つです。上から順に設定すると効果が大きい順になります。
- 楽天カード(+2倍):楽天市場の支払いを楽天カードにするだけ。年会費は無料です
- 楽天銀行(+0.5倍):楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行にする(+0.3倍)。給与の振込先にもすると、さらに+0.2倍です
- 楽天証券(+0.5倍):新NISAなどで投資信託を毎月3万円以上買っている人向け。1ポイント以上使う設定にし、楽天銀行との連携(マネーブリッジ)と「楽天ポイントコース」の設定が必要です
- ファミリーマート(+0.5倍):ファミマで月3,000円以上使う人は、会計時に楽天ポイントカード(アプリ)を見せるだけです
ポイントは「すでにしていること」だけを付け替えることです。たとえば楽天証券は、投資の予定がない人が3万円を用意してまで狙うものではありません。投資は元本割れのリスクもあります。ファミマも、普段コンビニを使わない人は無理に通う必要はありません。
カードと銀行だけでも3.5倍になり、月2万円なら月700ポイントです。まずはここまでで十分です。
【判断】楽天モバイルの+4倍は乗り換えると得?
楽天モバイルの+4倍は、SPUの中で一番大きい上乗せです。ただし、ほかのサービスと違って毎月の料金がかかります。乗り換えて得かどうかは、次の式で判断できます。
(楽天モバイルの月額 − 今のスマホ代)÷ 0.04 = 元が取れる楽天市場の月の買い物額
楽天モバイル(Rakuten最強プラン)は、使ったデータ量で月1,078円・2,178円・3,278円と変わります(税込)。今のスマホ代との差額ごとの目安は次のとおりです。
| 楽天モバイルにすると月額が | 元が取れる楽天市場の月の買い物額 |
|---|---|
| 下がる・変わらない | 買い物額にかかわらずポイント分がプラス(手続きの手間はかかります) |
| 300円上がる | 7,500円以上 |
| 500円上がる | 1万2,500円以上 |
| 1,000円上がる | 2万5,000円以上 |
| 1,500円上がる | 3万7,500円以上 |
ここで比べるのは、ポイント(期間限定)と現金の支払いです。期限内に使い切れる人でないと、この計算どおりには得になりません。また、電波のつながりやすさや、今の契約の解約条件も確認してから決めましょう。大手3社の値上げ状況は携帯3社の値上げ一覧で整理しています。
筆者の見解
SPUは「何倍まで上げるか」より、「自分の買い物額で、追加の出費なしに上がる範囲はどこまでか」で考えるのがおすすめです。判断の目安は次のとおりです。
- 楽天市場で月1万円未満の人:楽天カードの3倍で十分。ほかを追いかけても月数十ポイントです
- 月1万〜3万円の人:カード+銀行の3.5倍を基本に、NISAやファミマを使っている人だけ4.5倍へ
- スマホ代を見直したい人:上の式で差額を計算し、元が取れる買い物額に届く人だけ楽天モバイルを検討
倍率を上げるために買い物を増やすのは本末転倒です。買う物が決まっている日に、お買い物マラソンなどのキャンペーンと重ねるほうが効率よく貯まります。
まとめ
SPUは最大18.5倍ですが、20代の買い物額なら、楽天カード・楽天銀行の3.5倍と、使っている人だけ楽天証券・ファミマを足した4.5倍で十分です。楽天モバイルは、今のスマホ代との差額から元が取れるかを計算してから決めましょう。まずは楽天市場の支払いを楽天カードにするところから始めてみてください。
出典・参考
- 楽天市場「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」(2026年10月8日時点)
- 楽天証券「SPU(楽天市場のポイント最大+1倍)」(2026年10月8日時点)
- 楽天モバイル「料金表(Rakuten最強プラン)」(2026年10月8日時点)
- 楽天カード「年会費永年無料の楽天カード」(2026年10月8日時点)
※本記事の情報は2026年10月8日時点のものです。SPUの条件・倍率・上限は変更される場合があるため、最新情報は楽天の公式サイトでご確認ください。獲得ポイントは税抜の買い物額に倍率をかけた概算で、実際の付与額は商品・送料・端数処理などで変わります。投資に関する記述は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の購入を勧めるものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
