FP試験を受けるためには参考書や問題集、受験代など、様々なお金がかかります。
大学生時代いかに働かずに過ごせるかを考え、お金を使わない生活を選んできた私がなぜ、FP試験を受けることにしたか。
これを見れば、どれだけ忙しくても若いうちにFPを取得しておくメリットが分かります。
若いうちは経験としてお金を使うのも大事ですが、知識をつけて将来とのバランスを取りましょう。
【ずぼらでドケチなFP】大学生がFPを取得するメリット
私は大学2年生の時にFP3級を取得しました。当時の受験料などは覚えていませんが、現在はFP3級の教科書と問題集で3000円程度、受験料は8000円と10000円以上するためハードルが高いと思います。そのうえ50時間程度勉強する必要もあり、資格試験に取り組んだことのない私にとってかなり大変でした。
それでもFPの資格を取りたいと思った理由はこの3つです
- ガクチカとして使える
- お金でだまされない力が付く
- 投資するための土台作りになる
ガクチカとして使える
正直これが一番大きいです。コロナ禍ということもあり、ガクチカのための活動をする機会が少なくなっていました。そこで利用したのがFP3級です。
私は理系だったこともあり、ガクチカに強いエピソードは不要と考え、前から興味があったFPの取得をしようと考えました。
実際に使えたのか?
FPはガクチカとして使えます!(理系なら)
就職活動はいかに自分を売り込めるかが大事です。FPの取得は将来の資産形成を考えていることをアピールすれば、「しっかりしている」感が出るので好印象になりました。
FPをガクチカで使うなら取得した背景や今後この資格をどのように活用したいかを一貫性を持って説明できることが大前提になります。
お金でだまされない力が付く
ドケチだったのでだまされてお金が無くなるのがすごく嫌でした。それはケチは関係ないかもしれませんが、不意にお金が無くなる不安を解消したいことが理由になります。
FPの勉強内容は税金から資産形成までお金に関わる知識を満遍なく触れます。
そのため、投資商品の一般的な利率や、株式投資の基本知識を知ることで投資詐欺から身を守ることができます。
投資詐欺だけでなく、住宅ローンを組んだらどのくらい利息を払うのかなど、将来発生するお金に対しての予測がある程度できます。
投資するための土台作りになる
資格取得しようと思ったとき株式市場はコロナショックからの株価上昇の時でした。
外出を控える流れになり、投資ブームになり大学生だった私も投資に興味を持つようになりました。
知識がなくても投資はできます。ただ、何も知らないまま投資をするのが怖く、株に対して詐欺商品のイメージがあったのである程度知識をつけようと考えたのが理由です。
そのおかげである程度知識がつき、投資にチャレンジすることができています。最近では新NISAによって投資を始めるかたが増えてきているのでFPを取得したい方も増えてきているとうれしいです。
【ずぼらでドケチなFP】社会人からでもFPを取得したほうがいい理由
大学生じゃないからガクチカに使えないから必要ないという意見もあると思います。
FPの資格は社会人の方にこそ取ってほしい資格です。私も就職した後にFP2級の資格を取得しました!
その理由はこの3つです。
- 自分が納めている税金がどうゆう仕組みなのか理解できる
- 老後2000万円問題など、身近なお金の問題が多い
- 家計管理の知識を得られる
自分が納めている税金がどうゆう仕組みなのか理解できる
サラリーマンの方は給与が振り込まれるときに先に税金がとられているため自分がいくら税金を納めているか把握していない方が多いと思います。
この仕組みを知ることで手取り額を増やすための知識を得たくなります。そこで”節税”の方法を様々得ることができます。
今話題の節税であれば、ふるさと納税やiDeCoが利用しやすくメリットが大きい節税です。
老後2000万円問題など、身近なお金の問題が多い
大学生と社会人で違う点です。もう働かれている方は将来のことを考えると様々なお金の問題が出てきます。老後2000万円問題がいい例です。この例は老後年金だけを収入源とし、平均寿命まで生きたとしていくら不足するかを試算した例です。
月々の生活費も平均値を用いて算出していますが、FPを持っている方ならライフプラン表から自分が老後いくら不足し、それを対策するためにはいくら節約して、どの投資商品を選べばいいかまで明らかになります。数字を出して問題が大きくなってしまった老後の生活2000万円問題ですが、FPを取得すれば、怖くない問題です。
家計管理の知識を得られる
すべての社会人がかかわることと言ったら家計管理です。
私はズボラなので詳しく把握していませんが、使った総額とそれを目的別に集計するくらいは行っています。このくらいであれば1か月10分もかからないのでズボラでもできます。
FP相談に行けばこの程度のことはやってくれます。ただ、FPの無料相談は保険代理人であることがほとんどなので家計管理や資産形成の知識をもらいに行っても保険を勧められることが多いです。そのため、自分で知識をつけて適切に家計管理をすることが必要になります。
自分のお金を守れるのは自分だけです!
【ずぼらでドケチなFP】まとめ
私がFP試験に挑戦した背景からFPを取るべき理由を解説しました。
大学生は
・ガクチカに使える
・だまされてお金が無くなるリスクが低くなる
・投資の土台作り
社会人は
・自分がどの仕組みで税金を納めているか理解できる
・老後2000万円問題など、身近なお金の問題が多い
・家計管理の知識を得られる
このような理由でFPを取るべき理由を解説しました。1つでも共感できる項目があればぜひ資格取得目指してみてください。
【ずぼらでドケチなFP】私が利用した参考書
私はTAC出版の参考書を利用しました。TAC出版は身近なFPや簿記といった資格に強いイメージがあり、書店などで比較しても一番わかりやすかったです。
FPの参考書は試験範囲の法改正が多いためできるだけ新しいものを買うのをオススメします。
本当にお金がない方であれば古本屋で買ったものでも合格はできますが最新の知識を調べて身に着けなおす必要があり、かえってコスパが悪くなってしまいます。
【ずぼらでドケチなFP】自己紹介
独身社会人の貯蓄を増やすことを目的に、様々なことをできるだけシンプルにわかりやすくお伝えします。
社会人が家計管理、節約のために割ける時間はとても少なく、貴重です。それを無駄にしないために、動画よりテキストで、分かりやすく、シンプルにをモットーに執筆していきます。
紹介するものは実際に私が取り組んでいることや、体験してよかったアプリなどです。
独身社会人だからこそ取り組んでほしいものが多いため、1つずつ実践すれば、少しずつ生活が楽になります。
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