2024年の賃上げの実態調査で平均賃金の引き上げ率が4.1%、平均賃上げ額は1万1961円と過去最高となりました。
せっかく給料が上がっても税金が増えては元も子もありません。
給料が上がったこのタイミングでやるべきことを3つお伝えします。
1つやるだけでもかなりの節税になるので是非取り組んでください。
手取りを増やす方法3選
ふるさと納税
ふるさと納税は自分が住んでいる自治体以外の自治体への寄付を一定額まで、所得税及び住民税から控除できる制度です。
その寄付額に応じて自治体から返礼品を受け取ることができます。
返礼品率(寄付額と返礼品が実際に売っている額の割合)はおよそ30%になっています。
自己負担額が2000円あるので、納税額自体は増えますが、それ以上にメリットがある方法です。
私のオススメは日用品や普段使っている食材をふるさと納税で購入することです。
日用品のオススメはこちらです。
ふるさと納税で買うべき生活必需品5選!【節約】 | raku生活 ー独身FPが豊かな生活の助けにー
参考 総務省|よくわかる!ふるさと納税|よくわかる!ふるさと納税
iDeco
iDecoは自分の掛け金を自分で運用する年金制度です。
この制度のメリットは節税につながることです。
毎月の掛け金を所得控除の対象になるため、所得によりますが、月1万円の掛け金の場合、年間2万円以上の節税になります。
注意点は
・投資商品を自分で選ぶ必要がある
・60歳まで引き出すことができない
この2つです。
・投資商品を自分で選ぶ必要がある
投資経験のないかたにとっては選ぶのが難しいと思います。いい投資信託などを選ぶには知識がいるため、ある程度勉強する必要があります。
・60歳まで引き出すことができない
一般的な投資であれば値上がりした時、資金が必要な時に引き出すことができますが、iDecoは年金のための制度のため60歳まで引き出すことができません。
参考 iDeCo(イデコ)のメリット|iDeCoってなに?|iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)【公式】
医療費控除
自分や家族の医療費が限度額を超えた場合、控除の対象になります。
1が一般的な医療費控除で2は特例になっています。
1、(実際に払った医療費の合計ー医療保険などの給付額)ー10万円
※総所得金額等が200万円未満のひとは10万でなく、総所得金額等の5%の金額を適用
2,12000円を超える部分の金額を上限88000円まで控除できる(セルフメディケーション税制)
入院するような病気になったときや、持病などで、市販薬を常備している場合は医療費控除が活用できます。
使う機会は少ないと思いますが、体調に異常があったときは思い出せるように見返してください。
まとめ
これからの物価上昇の時代は手取りを増やす工夫をして家計管理をする必要があります。
紹介した方法はこの3つです。
・ふるさと納税
・iDeco
・医療費控除
この3つは難しくなく、家計が楽になるものです。
是非実践してみてください。
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