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20代一人暮らしの生活費は平均いくら?手取り別に毎月の残りを試算

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「一人暮らしの生活費って、みんな月いくらくらい使っているんだろう?」と気になったことはありませんか。自分の使い方が多いのか少ないのか、比べる相手がいないとわかりにくいですよね。この記事では、総務省の最新データで20代(34歳以下)の平均を確認します。そのうえで、手取り別に「平均並みに暮らすと毎月いくら残るか」を試算します。

この記事の結論

  • 34歳以下の一人暮らしの生活費は、平均で月177,542円(2025年)
  • ただし平均は家賃が低く出やすく、税金や貯金も含まない。「手取り」と「自分の家賃」で補正して比べるのがコツ
  • 手取り20万円で平均並みに使うと、残りは月2万円ほど。家賃が高めなら赤字になることも

20代一人暮らしの生活費は平均で月約17.8万円

総務省の家計調査(2025年平均)によると、34歳以下の単身世帯の生活費(消費支出)は月177,542円です。一人暮らし全体の平均(月173,042円)より少し多い水準です。

金額が大きい費目は、食料・住居・交通通信の3つです。

費目 34歳以下・一人暮らしの月平均
食料 41,992円
住居 35,060円
交通・通信 20,640円
その他の費目の合計(光熱・水道、娯楽、服など) 79,850円
合計(消費支出) 177,542円

出典:総務省「家計調査(家計収支編)単身世帯 2025年」をもとに作成。その他は合計から3費目を引いた額。

男女別では、男性が月169,203円、女性が月188,449円で、女性のほうが約2万円多くなっています。

平均と比べる前に知っておきたい2つのクセ

この平均を、そのまま自分の家計と比べるのはおすすめしません。数字に2つのクセがあるからです。

クセ1:家賃(住居費)が低く出やすい

住居の平均35,060円は、「家賃にしては安い」と感じた人も多いと思います。これは、社宅や家賃補助で負担が少ない人、持ち家の人も含めた平均だからです。家計調査では、住宅ローンの返済は生活費(消費支出)に入りません。

つまり、ふつうに家賃を払っている人ほど、平均より住居費が高く見えやすいということです。比べるときは、住居費だけ自分の家賃に置き換えるのが正確です。住居を除いた平均は、月142,482円になります。

クセ2:税金・社会保険料・貯金は入っていない

家計調査の「生活費」は、実際にモノやサービスに使ったお金だけです。税金や社会保険料は別の項目で、貯金や投資(NISAの積立など)も含まれません。

そのため、比べる相手は「額面の給料」ではなく手取りです。手取りから生活費を引いた残りが、貯金や投資に回せるお金になります。

手取り別に試算:平均並みに暮らすと毎月いくら残る?

結論から言うと、手取り20万円で平均並みに使うと、残りは月2.2万円ほどです。家賃が平均より高い人は、さらに少なくなります。

下の表は、生活費が平均(177,542円)の場合の毎月の残りです。あわせて、家賃だけ6.5万円に置き換えた場合(生活費207,482円)も計算しました。

手取り(月) 住居費が平均並みの場合の残り 家賃6.5万円の場合の残り
18万円 2,458円 −27,482円(赤字)
20万円 22,458円 −7,482円(赤字)
22万円 42,458円 12,518円
25万円 72,458円 42,518円

※住居以外は2025年の平均額(142,482円)で計算。家賃6.5万円は試算用の例です。

表からわかるのは、家賃が高めの人が「平均並み」に使うと、手取り20万円でも赤字になるということです。平均は「普通の使い方」の目安であって、「これくらい使っても大丈夫」という基準ではありません。

たとえば手取り20万円・家賃6.5万円の人が毎月2万円を貯金したいなら、住居以外を約2.7万円減らす必要があります。食費・通信費・娯楽費などから少しずつ削る計算です。これができれば、1年で24万円貯まります。

逆に、家賃補助や社宅がある人は、平均並みに使っても残りが大きくなりやすいです。その場合は、浮いた分を先に貯金や積立に回しておくと、使いすぎを防げます。

自分の生活費を平均と比べる3ステップ

自分の数字がわからないと、比べようがありません。1か月分だけでいいので、次の手順で確認してみてください。

  1. 1か月分の支出を集める:銀行の引き落とし、クレジットカードとスマホ決済の明細を先月分だけ見る
  2. 4つに分ける:「食費」「家賃」「交通・通信」「それ以外」に振り分けて合計する
  3. 平均と並べる:上の表1と比べ、平均より多い費目を1つだけ選んで見直す

全部を一度に削ろうとすると続きません。まずは平均との差が一番大きい費目だけに絞るのがコツです。家賃や通信費のような毎月決まって出ていくお金は、一度見直せば効果が続きます。具体的な見直し方は「一人暮らしの固定費見直しはどこから?始めやすい順5つと注意点」や「生活費を落とすのは超簡単!方法2選!」で紹介しています。

筆者の見解

平均より多いか少ないかより、「手取りのうち何割を残せているか」で判断するのがおすすめです。平均との比較は、どこを見直すかを探すための道具と考えるとよいと思います。

  • 毎月ほぼ何も残らない人:平均との差が大きい費目を1つ見直す
  • 家賃が手取りに比べて重い人:住居以外を平均より抑える前提で計画を立てる
  • 家賃補助などで余裕がある人:残る分を先取りで貯金・積立に回す

20代のうちにいくら持っておくとよいかは、「25歳独身会社員の資産公開!20代はいくら持っていればいい?」もあわせて参考にしてください。

まとめ

34歳以下の一人暮らしの生活費は、平均で月177,542円です。ただし平均は家賃が低く出やすく、税金や貯金も含みません。自分の家賃に置き換え、手取りと比べることで、毎月いくら残せるかが見えてきます。まずは先月1か月分の支出を4つに分けるところから始めてみてください。

出典・参考

※本記事の情報は2026年10月1日時点のものです。統計の数値は公表時点のもので、今後更新される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。試算は平均値を使った目安で、実際の家計は人によって異なります。