節約

暖房の電気代比較|一人暮らしはエアコン+電気毛布で月1,400円

※本記事はプロモーション(広告)を含みます。

※2026年10月18日時点の情報です。出典は記事の最後にまとめています。

そろそろ暖房をつけ始める時期ですね。一人暮らしだと「エアコンとこたつ、結局どっちが安いの?」「電気ストーブって高いの?」と迷いがちです。この記事では、主な暖房器具の電気代を、1日の暖房時間ごとの「月額」で比べます。平日は夜しか家にいない20代会社員のモデルケースで、組み合わせ別の月額も試算しました。

この記事の結論

  • 平日夜型の一人暮らしは「起きている間はエアコン、寝る間は電気毛布」で、暖房の電気代は月約1,400円の試算(エアコンをつけっぱなしで寝るより月約600円安い)
  • 1日4時間使うと、電気毛布は月約280円、エアコン(6畳)は約640円、電気ストーブ(1,200W)は約4,460円
  • 電気ストーブやセラミックヒーターをメインにするのは、短時間・足元だけの用途にとどめるのが無難

暖房器具ごとの1時間の電気代は、電気毛布がいちばん安く電気ストーブが高い

1時間あたりで比べると、いちばん安いのは電気毛布、いちばん高いのは電気ストーブやセラミックヒーターです。電気代は「消費電力(kW)×使った時間×電気の単価」で計算できます。単価は、家電の表示に使われる目安の31円/kWh(税込)で計算しました。

暖房器具 消費電力の目安 1時間の電気代
電気毛布(掛け敷き) 55〜75W 約1.7〜2.3円
エアコン(6畳用・シーズン平均) メーカー試算 約4.6〜5.3円
こたつ 150〜600W 約4.7〜18.6円
ホットカーペット(2〜3畳) 500〜750W 約15.5〜23.3円
電気ストーブ・セラミックヒーター 600〜1,200W 約18.6〜37.2円

エアコンの値は、パナソニックが公表している6畳用の暖房の目安です。東京の気候で、設定温度20℃、朝6時〜夜24時の18時間使う前提の平均なので、短時間だけ使う日は立ち上がりの分これより高くなりやすいと考えておきましょう。こたつやヒーターの消費電力は「強」に近い値です。温度調節で入ったり切れたりするので、実際はこれより安くなることもあります。

【独自】1日の暖房時間別・月の電気代早見表

結論から言うと、1日4時間なら電気毛布は月約280円、エアコンは約640円、電気ストーブは約4,460円です。一人暮らしは平日と休日で家にいる時間が大きく違うので、自分の「1日に暖房を使う時間」に当てはめてみてください。

1日の暖房時間 電気毛布(75W) エアコン6畳(5.3円/時) こたつ(300W) 電気ストーブ(1,200W)
2時間 約140円 約320円 約560円 約2,230円
4時間 約280円 約640円 約1,120円 約4,460円
6時間 約420円 約950円 約1,670円 約6,700円
8時間 約560円 約1,270円 約2,230円 約8,930円
10時間 約700円 約1,590円 約2,790円 約11,160円

前提:1か月30日、単価31円/kWh。エアコンはパナソニックの6畳用(Jシリーズ)のシーズン平均。こたつは300W(強に近い値)で計算。

表からわかるのは、器具の差は「時間が長いほど大きくなる」ことです。2時間なら電気ストーブでも月2,000円台ですが、休日に10時間使うような使い方だと月1万円を超えます。在宅勤務の日が多い人ほど、どの器具をメインにするかで冬の電気代が変わります。

【独自】平日夜だけ家にいる一人暮らしは「エアコン+電気毛布」が月約1,400円

平日は夜だけ家にいる人なら、起きている間はエアコン、寝る間は電気毛布にする組み合わせが、試算した中でいちばん安くなりました。寝ている間もエアコンをつけっぱなしにするより、月約600円安い計算です。

モデルケースは、手取り21万円・ワンルーム6畳・平日は19時〜23時の4時間在宅、休日は10時間在宅、毎晩7時間寝る20代会社員です(平日22日・休日8日の30日で計算)。

モデルケースの暖房の電気代(1か月)

エアコン(起きている間)+電気毛布(寝る間)

約1,380円

エアコンだけ(寝る間もつけっぱなし)

約2,000円

電気ストーブ(起きている間)+電気毛布(寝る間)

約6,740円

前提:起きている間の暖房は月168時間(平日4時間×22日+休日10時間×8日)、寝る間は7時間×30日。エアコン5.3円/時、電気毛布75W、電気ストーブ1,200W、単価31円/kWh。

計算の中身はシンプルです。エアコンを起きている間の168時間使うと約890円、電気毛布を寝る間の210時間使うと約490円で、合わせて約1,380円です。寝る間もエアコンにすると、エアコンの時間が378時間に増えて約2,000円になります。

電気ストーブをメインにすると、同じ時間でも約6,740円です。エアコンとの差は月5,000円以上で、冬の3か月なら1万5,000円を超えます。

ただし、エアコンの値は18時間使う前提の平均です。帰宅後の4時間だけ使う平日は、部屋が冷え切った状態から暖めるので、実際はこれより高くなりやすい点は覚えておきましょう。パナソニックは、30分以内の外出ならつけっぱなしでよいとしています。

【独自】電気毛布・こたつは買い足すと元が取れる?賃貸でできる下げ方も

電気代の差が大きい使い方ほど、早く元が取れます。目安は「本体価格÷月に浮く電気代=元が取れる月数」です。

  • 寝る間のエアコン(7時間)を電気毛布に替える:月約1,110円→約490円で、月約630円浮く。本体が仮に5,000円なら約8か月(冬2シーズンほど)
  • 1日4時間の電気ストーブをこたつ(300W)に替える:月約4,460円→約1,120円で、月約3,340円浮く。本体が仮に5,000円なら2か月かからない

今は暖房をほとんど使わず、寒さを我慢しているだけの人は、買い足すと電気代は増えます。「何から替えるか」で考えるのがポイントです。

確かめたこと:31円/kWhはあくまで目安です。2026年10月18日に全国家庭電気製品公正取引協議会のQ&Aを確認したところ、この単価は2022年7月22日に改定された値のままでした。自分の単価は、電気の明細の「請求額÷使用量(kWh)」で出せます。例えば請求額が5,000円で使用量が140kWhなら約36円です。その場合は、早見表の金額を約1.16倍(36÷31)して読んでください。

賃貸で断熱工事ができなくても、使い方で下げられます。資源エネルギー庁の省エネポータルによると、次のような目安があります。

やること 年間の節約の目安
エアコン暖房の設定温度を21℃→20℃に(1日9時間) 約1,650円
エアコンのフィルターを掃除する 約990円
こたつの温度を「強」→「中」に(1日5時間) 約1,520円
こたつ布団に上掛けと敷布団を使う(1日5時間) 約1,010円

【判断基準】帰宅後だけの人はエアコン+電気毛布、在宅勤務が多い人はこたつも候補

どれが正解かは、家にいる時間と部屋の状況で変わります。次を目安にしてください。

  • 平日は帰宅後だけ家にいる人:部屋全体はエアコン、寝る間は電気毛布。新しく買うなら電気毛布が先です
  • 在宅勤務の日が多い人:エアコンに加えて、机で足元を温めるこたつやデスク下ヒーターも候補。消費電力の小さい機種を選び、温度は「中」で使う
  • 電気ストーブをメインにしている人:1日2時間を超えるなら、エアコンかこたつへの切り替えを検討する価値があります
  • エアコンがない・古い部屋の人:まず電気毛布とこたつで「体の近く」を温め、電気ストーブは着替えのときなど短時間に

暖房の電気代は、電気の契約そのものでも変わります。次の一歩で紹介する記事で、11月からの電気料金の動きも確認しておくと安心です。

次の一歩

暖房の使い方を決めたら、電気の単価そのものも見直しましょう。11月からの値上げで一人暮らしがいくら増えるかは、電気代は11月から値上げ|一人暮らしは月いくら増える?で解説しています。

寝る間をエアコンから電気毛布に替えるだけでも、モデルケースでは月約600円下がります。消費電力(W)の表示を見て、小さめの機種を選ぶのがおすすめです。

まとめ

一人暮らしの暖房は、1日の使用時間で電気代の差が大きく開きます。平日夜型なら「起きている間はエアコン、寝る間は電気毛布」で月約1,400円の試算でした。電気ストーブは短時間だけにして、設定温度とフィルター掃除で少しずつ下げていきましょう。固定費全体の見直しは一人暮らしの固定費見直しはどこから?、生活費全体の目安は20代一人暮らしの生活費は平均いくら?、値上げの全体像は10月値上げ一覧も参考にしてください。

出典・参考

※本記事の情報は2026年10月18日時点のものです。電気代は契約内容・地域・住まい・機種・使い方で変わります。試算はモデルケースの目安です。楽天市場の商品の価格・在庫は変動するため、最新情報は各ページでご確認ください。