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楽天証券とSBI証券どっち?20代は買い物額で決める新NISA比較

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※2026年10月18日時点の情報です。出典は記事の最後にまとめています。

新NISAを始めようと思って調べると、まず「楽天証券とSBI証券、どっちがいいの?」で手が止まりますよね。比較記事を読むと還元率の「最大◯%」が並んでいますが、月1〜3万円を積み立てる20代にとって大事なのは、最大値ではなく「自分の条件だと何ポイントもらえるか」です。この記事では、積立額ごとの年間ポイントと、見落としやすいカードの条件をまとめました。

この記事の結論

  • 一人暮らしで月3万円を積み立てるなら、条件を満たせばどちらも年1,800ポイント。差はポイント率より「条件」と「普段使うポイント」で決まる
  • 三井住友カード(NL)は、カードの買い物が年10万円(月約8,300円)未満だと積立のポイントが0%。積立額は買い物額に数えられない
  • 楽天市場をよく使う人は楽天証券、コンビニや飲食店で三井住友カードを使う人はSBI証券が選びやすい

楽天証券とSBI証券の基本の違いは「カードとポイント」だけ

どちらもネット証券の大手で、国内株式の売買手数料は条件を満たせば0円です。新NISAの口座としての使い勝手に大きな差はなく、違いが出るのはクレカ積立のカードと、貯まる・使えるポイントです。

項目 楽天証券 SBI証券
国内株式の売買手数料 0円(ゼロコース) 0円(ネットのコースで書面をすべて電子交付にした場合)
クレカ積立に使うカード 楽天カード 三井住友カード(Oliveを含む)
クレカ積立の上限 月10万円 月10万円
年会費無料のカードの還元率 0.5%(代行手数料が年0.4%以上の投信は1%) 0.5%(買い物が年10万円以上の場合。未満は0%)
ゴールドカードの還元率 0.75%(代行手数料が年0.4%以上の投信は1%) 0.75%(年10万円以上)/1.0%(年100万円以上)
貯まるポイント 楽天ポイント Vポイント
ポイントで投信を買う 楽天ポイント(1ポイント=1円) Vポイント・Pontaポイント(1ポイント=1円)

楽天証券では、楽天ペイ残高(楽天キャッシュ)でも月5万円まで積み立てられ、0.5%のポイントがつきます。クレカ積立と合わせて月15万円までなので、月10万円を超えて積み立てる人向けの選択肢です。

【独自】月1万〜10万円の積立で、年間ポイントはいくら?

結論から言うと、月3万円の積立なら、どちらも条件を満たせば年1,800ポイントで同じです。差が出るのは、三井住友カードの「年間の買い物額」の条件を満たせるかどうかです。

月の積立額 楽天カード(0.5%) 三井住友カード(NL)買い物 年10万円以上(0.5%) 三井住友カード(NL)買い物 年10万円未満(0%) ゴールド(NL)買い物 年100万円以上(1.0%)
1万円 600pt 600pt 0pt 1,200pt
2万円 1,200pt 1,200pt 0pt 2,400pt
3万円 1,800pt 1,800pt 0pt 3,600pt
5万円 3,000pt 3,000pt 0pt 6,000pt
10万円 6,000pt 6,000pt 0pt 12,000pt

前提:1年間(12か月)の積立額×還元率。楽天カードは代行手数料が年0.4%未満の投信を積み立てる場合。キャンペーンや投信の保有でもらえるポイントは含みません。

年会費無料のカード同士なら、還元率はどちらも0.5%です。月3万円の積立だと、1年で1,800円分、20年続けても3万6,000円分のポイントになります。積立そのものの成果に比べると小さいので、ポイント率の差で何日も悩むより、早く始めることを優先して大丈夫です。

【独自】20代一人暮らしが見落とす「カードの条件」と、ゴールドの元が取れる積立額

注意したいのは、還元率の表だけでは見えない条件が2つあることです。1つは三井住友カードの買い物額の条件、もう1つはゴールドカードの年会費です。

三井住友カード(NL)を積立専用にすると0%になる

三井住友カード(NL)の積立のポイントは、前年のカードの買い物が年10万円以上で0.5%、10万円未満だと0%です(入会から約1年間は条件なしで0.5%)。

確かめたこと:2026年10月18日に三井住友カードの公式ページで確認したところ、「つみたて投資」の積立額は、カード利用金額の集計対象にならないと書かれていました。つまり、毎月3万円を積み立てても、それだけでは年10万円の条件を満たせません。

普段の買い物を楽天カードやほかのカードで払っている人が、SBI証券の積立のためだけに三井住友カードを作ると、2年目から0%になるおそれがあります。月約8,300円をそのカードで払えるかが分かれ目です。

ゴールドカードは「積立額」で元が取れるかを計算する

楽天ゴールドカードの年会費は2,200円(税込)で、積立の還元率は楽天カードより0.25%高い0.75%です。0.25%の差で2,200円を取り戻すには、年88万円(月約7.3万円)の積立が必要です。月3万円の積立なら差は年900ポイントなので、年会費のほうが高くつきます。

三井住友カード ゴールド(NL)の年会費は通常5,500円(税込)で、年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料になる仕組みがあります。積立で1.0%を受け取るにも年100万円の買い物が必要なので、手取り20万円前後の一人暮らしだと、家賃以外の支払いをほぼすべてこのカードにまとめないと届かない水準です。

月3万円を積み立てたときの年間ポイント

三井住友カード(NL)・買い物 年10万円未満

0pt

楽天カード(年会費無料)

1,800pt

三井住友カード(NL)・買い物 年10万円以上

1,800pt

ゴールド(NL)・買い物 年100万円以上

3,600pt

前提:月3万円×12か月。楽天カードは代行手数料が年0.4%未満の投信の場合。年会費やキャンペーンは含まない。

楽天カードの0.5%は、積み立てる投信の「代行手数料」で変わります。代行手数料が年0.4%以上の投信なら1%ですが、手数料の高い投信をポイントのために選ぶのは本末転倒です。投信は中身とコストで選び、ポイントはおまけと考えましょう。

【独自】口座開設から積立設定までの流れと、あとから乗り換える方法

申し込みはどちらも公式サイトからできます。流れは大きく4つです。

  1. 証券口座とNISA口座を同時に申し込む
  2. クレカ積立に使うカード(楽天カード/三井住友カード)を登録する
  3. 積み立てる投信と金額を決めて、つみたて投資枠で積立を設定する
  4. 翌月以降、カードの明細で引き落としとポイントを確認する

楽天証券の場合、毎月12日までに設定すると翌月から積立が始まり、引き落としは積立月の27日です。給料日が25日の人なら、給料が入った後に引き落とされるので、口座残高が足りなくなる心配が少ないタイミングです。

「一度決めたら変えられないのでは」と心配な人も大丈夫です。金融庁のNISA特設サイトによると、NISA口座の金融機関は年単位で変更できます。変更したい年の前年10月1日からその年の9月30日までに手続きします。ただし、その年にすでにNISA口座で買い付けていると、その年分は変更できません。迷っているなら、今の生活に合うほうで始めて、合わなければ翌年から切り替えれば十分です。

【判断基準】楽天市場で月1万円以上買うなら楽天証券、三井住友カードを日常使いならSBI証券

選び方は、普段のお金の使い方に合わせるのがいちばん失敗しにくいです。

  • 楽天市場・楽天カードをよく使う人:楽天証券。公式ページには積立のポイントにカードの買い物額の条件の記載がなく、貯まった楽天ポイントで投信も買えます。楽天のポイント倍率(SPU)とあわせて考えたい人は楽天SPU攻略も参考に
  • コンビニ・飲食店で三井住友カードを月8,300円以上使う人:SBI証券。積立の0.5%に加えて、普段の買い物のVポイントもまとまります。VポイントとPayPayの使い分けはVポイントとPayPayの交換方法で解説しています
  • クレジットカードをまだ1枚も持っていない人:普段の買い物で使う予定のカードに合わせて選ぶ。積立のためだけにカードを作るなら、買い物額の条件で0%になる心配がない楽天カードのほうが無難です
  • 月7万円以上を積み立てる人:ゴールドカードの年会費の元が取れるかを計算してから。それ以下なら年会費無料のカードで十分です

積立額をいくらにするかは新NISAの始め方|20代会社員は月いくらから?、iDeCoとの優先順位は新NISAとiDeCoどっちが先?で詳しく書いています。

まとめ

楽天証券とSBI証券は、新NISAの口座としてはどちらを選んでも大きな差はありません。月3万円の積立なら、条件を満たせばどちらも年1,800ポイントです。三井住友カード(NL)は買い物が年10万円未満だと0%になる点、ゴールドカードは年会費の元が取れる積立額かを確認して、普段使うポイントに合わせて選びましょう。

出典・参考

※本記事の情報は2026年10月18日時点のものです。ポイント還元率・条件・キャンペーン内容は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。投資信託は元本割れのリスクがあります。投資に関する記述は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の購入を勧めるものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。