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単元未満株の手数料|20代一人暮らしはNISAなら月3千円でも0円で買える

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※2026年10月29日時点の情報です。出典は記事の最後にまとめています。

「1株から買える単元未満株、手数料無料って書いてあるけど本当に0円?」と気になっていませんか。月3,000円や5,000円の少額だと、数十円の手数料でも割合では大きくなります。この記事では、一人暮らしの会社員が少額で買う前提で、手数料を円で計算し、昼休みや帰宅後に注文したときの約定タイミングまで整理します。

この記事の結論

  • 一人暮らしで月3,000円ずつ買う人は、NISA口座を使えば今回確かめた4社とも売買の手数料は0円です
  • 課税口座で売ると差が出ます。3,000円の売却で52円(約1.7%)引かれる会社と0円の会社があります
  • NISA口座は1人1社なので、単元未満株の手数料だけで口座を選ばず、投資信託を積み立てている会社で買うのが手間なしです

単元未満株は「1株から・NISAで買える」が基本。デメリットは3つだけ

単元未満株は、ふつう100株単位で売買する日本株を1株から買える仕組みです。証券会社ごとに名前が違い、SBI証券は「S株」、楽天証券は「かぶミニ」、マネックス証券は「ワン株」、三菱UFJ eスマート証券は「プチ株」と呼んでいます。

株価が数百円〜数千円の銘柄なら、1株は数百円〜数千円です。新NISAの成長投資枠(年240万円まで)でも買えるので、値上がり益や配当に税金がかかりません。

デメリットは主に3つです。

  • 好きな値段で買いにくい:多くは成行(その時の値段)注文だけで、約定は1日数回の決まった時間です
  • 株主優待が基本的にない:優待は100株以上が条件の会社が多いです
  • 議決権がない:株主総会での投票はできません(配当は株数に応じてもらえます)

関連する株の選び方は1万円台で買える日本株の記事も参考にしてください。

【独自】月3,000円〜3万円なら手数料はいくら?売る金額別の早見表

結論から言うと、買うときは4社とも無料です。差が出るのは、課税口座(特定口座など)で売るときと、楽天証券のリアルタイム取引を使うときです。

楽天証券のかぶミニには、取引時間中にすぐ売買できる「リアルタイム取引」があります。こちらは手数料が無料でも、値段に0.22%の上乗せ(スプレッド)があります。朝の取引開始時の値段で約定する「寄付取引」ならスプレッドはかかりません。

1回に売る金額 マネックス証券(課税口座) 楽天かぶミニ リアルタイム(売りのスプレッド) SBI証券・三菱UFJ eスマート証券・楽天の寄付取引
3,000円 52円(約1.7%) 約7円 0円
5,000円 52円(約1.0%) 約11円 0円
1万円 55円(0.55%) 約22円 0円
3万円 165円(0.55%) 約66円 0円

※マネックス証券は課税口座の売却が約定金額の0.55%(税込・最低52円)。NISA口座なら売却も無料です。楽天のスプレッドはNISA口座でもかかります。

マネックス証券は最低手数料が52円なので、売る金額が小さいほど割合が重くなります。3,000円を売ると約1.7%で、1年かけて1.7%値上がりした分が消える計算です。

1万円分を買って売るまでにかかるコスト(課税口座)

マネックス証券(売却時0.55%)

55円

楽天かぶミニ リアルタイム取引(買い・売りとも0.22%)

約44円

SBI証券・三菱UFJ eスマート証券・楽天の寄付取引

0円

前提:1万円分を買い、同じ値段で売った場合。各社公式の手数料・スプレッド(2026年10月29日確認)から計算

確かめたこと:2026年10月29日に各社の公式ページを確認しました。三菱UFJ eスマート証券のプチ株は、現在は都度の取引・積立ともに手数料0円でスプレッドもかかりません。また、マネックス証券は2026年3月17日約定分からNISA口座の売却も無料になっています。一方、松井証券の単元未満株は売却のみの受付で、新しく買うことはできません。少し前の比較記事だと、この変更が反映されていないことがあるので注意してください。

【独自】昼休みに注文したら何時の値段?会社員のための約定タイミング表

平日の昼間に相場を見られない会社員にとって、手数料と同じくらい大事なのが「いつの値段で約定するか」です。同じ時刻に注文しても、会社によって約定が当日だったり翌日だったりします。

証券会社 昼休み(12:15)に注文 帰宅後(22:00)に注文
SBI証券(S株) 当日15:30(大引け)の値段 翌営業日9:00(前場の始値)
楽天証券(かぶミニ) 12:30以降ならリアルタイム取引ですぐ約定(0.22%上乗せ) 寄付取引で翌営業日の前場の寄付(17:00〜翌8:45受付)
マネックス証券(ワン株) 受付なし(11:30〜17:30頃は注文できない) 翌営業日の後場の始値
三菱UFJ eスマート証券(プチ株) 翌営業日の前場の始値 翌営業日の前場の始値

※平日に注文した場合。休日の注文や、値段が付かなかった場合の扱いは各社で異なります。

表からわかるのは、帰宅後に注文する人なら、どの会社でも「翌営業日のどこかの値段」で決まるということです。毎月同じ日に少しずつ買うなら、約定タイミングの差はあまり気にしなくて大丈夫です。

差が出るのは「ニュースを見て今すぐ売りたい」ときです。その場合は、取引時間中に売れる楽天のリアルタイム取引が便利ですが、0.22%の上乗せがかかります。急いで売る予定がない少額の積み上げなら、スプレッドのない約定方法で十分です。

【判断基準】NISA口座は1人1社。投資信託の積立口座で単元未満株も買えばいい

NISA口座は1人1つの金融機関でしか開けません。変更は年単位でできますが、手続きの手間がかかります。単元未満株の手数料だけで口座を決めず、つみたて投資枠で投資信託を積み立てる会社と同じ会社で買うのがおすすめです。

  • まだ証券口座がない人:今回の4社はいずれもNISA口座での単元未満株の売買手数料が0円です。楽天市場をよく使う、カード積立でポイントを貯めたいなど、メインの積立で選んでください
  • 楽天証券やSBI証券ですでに積み立てている人:そのまま同じ口座で単元未満株を買えば大丈夫です。楽天は寄付取引を使えばスプレッドもかかりません
  • NISA枠を投資信託で使い切りそうな人:課税口座で単元未満株を買うなら、売却時の手数料が0円の会社かどうかを確認してください。3,000円単位の売買だとマネックス証券の最低52円が重くなります

もうひとつ、NISAで買った株の配当を非課税で受け取るには、配当の受取方法を「株式数比例配分方式」に登録しておく必要があります。登録しないまま銀行振込などで受け取ると、配当に約20%の税金がかかります。口座を開いたら最初に確認しておきましょう。

口座がない人はメインの積立で選ぶ、楽天・SBIで積立中ならそのまま、課税口座なら売却手数料を確認、NISAの配当は株式数比例配分方式に登録、の4つ

積立の始め方は新NISAの始め方の記事、カード積立のポイントはクレカ積立の還元率比較で詳しく解説しています。

次の一歩

単元未満株を買う口座を決めるなら、まずはメインの積立口座選びからです。楽天証券とSBI証券の違いを、20代の買い物額別に比べた記事はこちら。楽天証券とSBI証券どっち?20代は買い物額で決める新NISA比較

まとめ

単元未満株は、NISA口座なら今回確かめた4社とも売買の手数料が0円で、月3,000円の少額からでも始められます。差が出るのは、課税口座で売るときの手数料と、楽天のリアルタイム取引のスプレッド、そして約定のタイミングです。帰宅後に注文する会社員なら、どの会社でも翌営業日に約定します。口座は投資信託の積立と同じ会社にまとめ、配当の受取方法の設定だけ忘れずにしておきましょう。年末のNISA枠の考え方は新NISAは年末に使い切るべき?もあわせてどうぞ。

出典・参考

※本記事の情報は2026年10月29日時点のものです。制度・キャンペーン内容は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。投資に関する記述は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の購入を勧めるものではありません。株式投資は元本割れのリスクがあります。投資判断はご自身の責任でお願いします。